大会長 高橋尚子より チャリティー・ランナーについて

大会長 高橋尚子より

スポーツを通じて社会貢献

今やマラソンはブームから文化となり多くの方々に愛されるスポーツになりました。私は「高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソン」の開催にあたり、エリートランナーと呼ばれる海外の一流選手や実業団選手から初心者の方まで、幅広い方が楽しめる大会になるように自分のこれまでの経験を生かし、心配りをしてきました。
そんな中、私がどうしてもやりたかったことのひとつに、このレースを通じての社会貢献活動があります。世界ではスポーツの場において、スポーツを通しての社会貢献は当たり前に行われています。
なんとかこの清流ハーフマラソンでも社会貢献ができないか…。
そう考えて、ロンドンマラソンやニューヨーク・シティーマラソンなどを参考にしたチャリティー制度を設けました。
今回も、寄付先として4つのカテゴリーを自分で選択しました。下記「高橋尚子のチャレンジ」の4つの中から、皆さんのご興味のある所にご自身の意思で、寄付をすることができます。是非とも皆さんのご理解、ご協力をお願いいたします。

高橋尚子のチャレンジ

ピースウィンズ・ジャパン

日本のみならず、世界のあらゆる所で多くの災害、紛争が起こっています。被災地や紛争地に赴いての活動、人道支援を支えることはとても大切だと思いました。
現地に行く事ができなくても、人から人への繋がりを考え、被災地、紛争地への支援をして頂きたいと思いました。

スペシャルオリンピックス日本

今や五輪選手でも競技を続けるのにスポンサーなどがつかず、競技を継続するのが難しくなってきています。
しかし知的障がい者はスポーツをする機会さえ少ないのが実情です。スポーツから得られる喜び・感動は、健常者・障がい者で変わるわけはなく、多くの人にスポーツを通じて夢や感動を味わって欲しいと思います。

環境リレーションズ研究所

マラソンをしていてスポーツと環境の繋がりを肌で感じました。自然の中できれいな空気の中を走ると清々しく気持ちのいいものです。また木々の緑は気持ちを癒し、つらい練習も自然の中だから頑張れたんだと思います。スポーツをする人もしない人もきれいな空気の中、安心して気持ち良く過ごせるよう、森をつくり環境を保護する活動を支援します。

犬と猫のためのライフボート

今回も、犬・猫に焦点を当てました。飼育されている犬・猫は2200万匹を超えると言われています。
しかし、保健所では年間5万匹以上の殺処分が行われています。動物も人間も命の重さは変わりません。人間の意志ひとつで命を奪われる、そんな命を救いたい、そんな思いに賛同して頂けないでしょうか。

それぞれのカテゴリーにある「この活動への寄付をする」をクリックしてもらうと各団体のページにいく事ができます。

また、今回のチャリティー制度では、ランナーの皆さんが、私と同じく寄付を集めるチャリティ・ランナーになることができます。
皆さんがご関心あるカテゴリーから支援先団体を選び、チャレンジ目標を掲げて、友人・家族から寄付を集めることができます。
一人でも多くのランナーの方が、チャリティー・ランナーになって頂けると嬉しいです。